【海外旅行での安全なホテルの過ごし方】金庫、ランドリーからカードキーなどの使い方
では現地でのホテルライフを、楽しんでいただくための基本的なことを説明しますね。
チェックインのしかた
ホテルに到着したらまずはチェックイン
ツアーでは添乗員や現地係員が代行してくれますが、個人旅行の場合などは次のような手順で行います。
チェックインは通常午後2時ごろから午後6時ごろまでです。到着が午後6時を過ぎるようであれば、あらかじめホテルに連絡してください。しないと予約が取り消されてしまうこともあります。
遅れそうな場合は到着時刻をホテルに連絡してください。はじめから到着時刻が夜遅くなる事がわかっている場合は、予約時にその旨を伝えておけば安心です。
チェックインの順序
フロントの「RECEPTION」へ行き、パスポートとバウチャー(予約確認書)や予約完了時のメールのコピーを見せる。
宿泊カード「REGISTRATION CARD」が手渡されるので、氏名、住所、パスポート番号など、必要事項を記入する。(ない場合があります)
支払方法をたずねられるので現金(CASH)かクレジットカードかを答える。通常、支払保証の為にクレジットカードの提示を求められます。
ルームキーが渡されて、チェックイン完了。荷物はベルボーイが部屋まで運んでくれます。
部屋に入ったらまずすべきこと
部屋についたら、スーツケースを開ける前に、まずは部屋の設備に不都合がないかチェックしてください。後になってクレームをつけるより初めに言ったほうが、部屋を変えてもらうにもスムーズです。
不満な点や故障箇所があれば、その場でベルボーイに頼むか、フロントに電話して対処してもらいましょう。できるかぎり早いほうがいいです。
部屋のチェックポイント
その際のチェックすべきところは・・・・・
希望(予約)した部屋のタイプかどうか。
トイレ、シャワーなどの水廻り。お湯や水がきちんと出るか(夜遅くだとタンクの関係でお湯が出ない場合も多い)
ドア、窓のカギがきっちりとかかるか?鍵の使い方は。
タオルや石鹸は足りているか。
照明、テレビや空調などきっちりと作動するか。
非常口の位置も確認しておいてください。
部屋の鍵について
ルームキーは鍵式のほか、カードタイプのものもあります。カード型にも2種類あり、差込口に差し込んだままノブを回すもの(カードに穴があいている)と一度差し込んで抜いてからノブを回すもの(カードに磁気がついている)があります。
到着したらキーが正常に作動するかどうかを確認してください。磁器のついているカードキーはチェックアウトしたら、そのキーでは部屋に入れなくなり、記念にくれるホテルもあります。
また、ルームキーが部屋内の電気のマスタースイッチの役割をしていることもあります。その場合は部屋に入ってキーを入り口近くにある差込口に入れると部屋の明かりがつくようになっています。
ホテルは、宿泊客にさまざまなサービスを行っています。上手に利用して快適なホテルステイを楽しみましょう。
ではホテルではどのようなサービスを受けられるかを説明します。
フロントでのサービス
両替
キャッシャーで両替を行っています。銀行がクローズしている時間帯や休日も対応しているので便利です。ただし、日本円から現地通貨への両替はレートがあまりよくないこともあります。現地通貨建てのトラベラーズチェックの場合は、額面通りの現金化が可能です。
郵便
絵はがきや封書・小包等の投函や切手の販売を行っています。
メッセージサービス
留守中にあったメッセージを受けておいてくれます。部屋に書面で差しこまれていたり、客室の電話のランプが点滅していたりしてメッセージのあることを知らせてくれます。
貴重品の預かり
客室内での盗難には責任もちませんが、セーフティボックスで貴重品を預かってくれます。キャッシャーで申し出れば使用方法を教えてくれます。
ただし、最近では、客室のクローゼット内部に金庫が設置されていることが多いです。
客室でのサービス
ルームサービス
電話1本で食事や飲物を部屋までデリバリーしてくれます。24時間サービスを行っているところが多いです。
朝食サービスは、前夜の決められた時間までにオーダーシートを記入し、ドアの外側ノブに掛けておきます。
クリーニング
ワイシャツやスーツなどは電話1本でクリーニングに出せます。洗濯物を入れる袋はクローゼット内に用意されています。
朝出せばたいていの場合、その日のうちに仕上がってきますが、翌日チェックアウトというときは、仕上がり時間を確かめておきましょう。
ハウスキーピング
部屋を汚してしまったときや寝具の追加が欲しいときなどは、ハウスキーピングに電話をすれば持ってきてくれます。チップを忘れずに渡してくださいね。
では、様々なサービスを活用して、快適なホテルライフをお楽しみください。