お遍路に必要な数珠(じゅず)、念珠(ねんじゅ) -2




お遍路で使う数珠は、真言宗の本連が一番良いとされています。
でも、決してこれでなければいけない!っていうようなルールはありませんので、もしご自分の宗派の数珠や、お持ちの数珠があれば、それをお持ちになってもまったく問題ありません。ご安心くださいね。

ただ、何でしょうか?やっぱり一番みなさがお持ちなので、多いのか、お遍路さんの落し物のなかで一番多いものは数珠だそうです。

大切にしていても失くしてしまうのが数珠ですから、両親から贈られたもの、先祖から伝わるような大切な数珠、仏壇の前でお使いになる大変高額なものなどを持っていかないようにした方がいいかもしれません。

このような理由から、お遍路用に一つ数珠を準備されるという方も多いようですね。

また自分の宗派と異なった宗派の数珠を持つことに不安を感じる方もおられると思いますが、その場合でも、ほとんどの宗派で「お遍路参りの際は真言宗用の数珠を使用しても構わない」とされています。安心してくださいね。

本連は、煩悩の数と同じ108個の珠が連なっています。
これは長くなりますので、二重、三重にして左手に巻きつけるようにして持ってください。
邪魔になるからや、または失くさないためなどという理由で、ネックレスのように首からさげる方がいらっしゃいますが、これはマナー違反ですから絶対にやめてくださいね。

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(C) 2013 お遍路さんツアーにそろそろ行きませんか