【海外旅行先の入国手続きの流れ】英語での質問の答え方やカードの書き方など
では、憧れの海外旅行先の国に到着しました。
その空港到着から到着ロビーまでの流れや空港を出るまでにしなければならないことを説明します。
みなさんにとって最初の外国、入国の際に何をしなければならないのか?どんなことをするのかすごく不安だと思いますので、できるだけ詳しく説明しますね。
すごく心配になる方がいますが、全く問題ないですから、気軽に考えてくださいね
1.到着
入国審査に向けては、パスポート、入国カード、税関申告書の提出書類を出しておいてください。入国カードを機内で書き忘れた人は、入国審査のカウンターにも置いてあるので書いてください。
2.検疫
イエローカード(国際予防接種証明書)が義務付けられている一部の国以外は、チェックがないのでそのまま通貨できます。
検疫は、指定されている国ではイエローカード(国際予防接種証明書)を提示します。
未接種の場合は、空港で接種を受けなければならないこともあります。
3.入国審査
パスポートと入国カードを提示して審査を受けます。問題がなければ、パスポートに入国スタンプを押してくれます。
カウンターは、Resident(居住者)とNonresident(非居住者)又はForeign Passportと分かれている場合があるので、該当するところに並びます。
混雑時には、居住者用カウンターのすぐ隣の行列に並ぶのがポイント。現地の人はさほど多くないので、彼ら全員のチェックが終わるとそのカウンターは外国人用になる場合があります。早く済ませるための裏ワザです♪
入国審査は、問題がなければすんなりと通ることができますが、一つ間違うと審査官が入国を認めないってことになる恐れもあります。
入国審査官がチェックする項目としては、
・ブラックリストに載っていない人物であるかどうか!
・不法滞在の可能性はないか!
・許可なしに商売をしたり就労することはないか!
不法滞在や商売、就労の可能性については、その気もないのに入国審査官に疑われると入国できないってことにもなりますので、十分に注意してくださいね。
ブラックリストに載っているかどうかは、本人が一番よく知っているのでは? (笑)
ツアーの場合はほとんど問題はないと思いますが、一応お知らせしますね。
・片道の航空券しか持っていない場合(国によって違います)
・パスポートに押されたビザが観光なのに、入国の際に「勉強」とか「仕事」だと答えた場合。
・滞在先があやふやだったりした場合。
・長すぎる滞在期間の場合。
入国審査官は、基本的に英語で話しかけてきます。
多少英語が話なせる方でも、訛りの強い英語だったり、気が動転したりすると、聞き取れない場合もあるかも知れません。
その場合、絶対に中途半端にうなずかないことです。
聞き取れなかったした場合、意味が解らなかった場合等、はっきりとわからないと伝えるようにしてください。
そうすれば、入国審査官側が対処してくれます。
質問と答えの代表例です。
・入国目的は何ですか? What is the purpose of your visit?
観光です Sight-seeing.
・どれくらい滞在しますか? How long will you stay?
9日間です 9days.
・何か申告するものがありますか? Do you have anything to declare?
ありません No,nothing.
・これは何ですか? What is this?
・身の回り品です It’s a personal effect.
緊張せずに、頑張ってくださいね!!
到着空港での荷物の受けとりから税関、到着ロビーまで
4.荷物の受け取り
預けていた荷物は、自分が搭乗してきた飛行機の便名が表示されているターンテーブルに出てくるので、自分の荷物を取ります。
荷物を間違わないようにしてくださいね。同じようなバッグがある場合、チェックインの時にもらったクレームダグ(荷物引換証)で確認してください!
荷物が破損したり、出てこなかったりした場合は、空港の係員に申し出てクレームダグ(荷物引換証)提示し手続きしてください。
5.税関
ターンテーブルから受け取った荷物を持ってパスポートと税関申告書を提出します。
課税対象になるものや持込禁止品を持っていなければ、申告なし(Nothing declair)なのでそのまま通っていけます。
厳しい国では、荷物の中身をチェックされることもあります。カメラや電気製品など新品のままだと「売り物」と判断されて課税されることになります。はっきりと自分の意見を伝えてくださいね!
6.到着ロビー
税関を抜けると、いよいよ外国の地です!
到着ロビーは一般の方も出入りできるので人も多くなります。
現地係員や出迎えの人との待ち合わせ到着ロビーが多いですね。
ツアーであれば、ツアーの名前を書いたプラカード等を持って待っています。
到着ロビーは、もう外国です。タクシーやホテル等の客引き等色々な現地の人が声をかけてきたりします。
ツアーの場合はもちろん「No」ですが、個人旅行の場合も必要がなければ「No」とはっきり言ってくださいね!
はい、これで入国手続は終わりです。お疲れ様でした♪
到着した現地空港で、すべきことです。
両替
日本で到着地の通貨を用意していなかった場合、まず空港内の両替窓口に向かってください。だた両替は必要最小限におさえてくださいね。
空港内にある両替所のレートはたいがいの場合、市内の銀行よりレートが悪いです。
空港で両替する場合、到着した日が何曜日なのか、また、何時なのか、という2点がポイントとなります。国によって多少事情が異なりますが、一般的に土日祝および夜間は市内の銀行は営業していません。金曜の夜間から日曜に到着した場合は、少し多めに両替しておいたほうが無難です。
平日の昼間に着いたのであれば、とりあえず空港から市内またはホテルまでの交通費程度の金額を両替してください。
ただ、両替の際に一定の手数料を徴収されることもありますので、あまり小額だとレートの悪いうえに手数料がプラスされ、かなり損をする可能性もあります。
情報収集
主要都市の空港には、たいていの場合、インフォメーション・センターや観光案内所が設けられていて、空港から市内へのアクセス情報・路線図やホテルの情報、観光パンフレットや地図などが無料で用意されています。必要と思われるものをピックアップしてください。
また、自由旅行などで当日のホテルが決まっていないときには、空港内にホテルの予約窓口がある場合も多いので、そこで予算を伝えて空室のあるホテルを紹介してもらうといいでしょう。
到着した空港でのトラブル回避法
さまざまな人が行き交う空港は、トラブルの多い場所です。特に海外の空港では、常に緊張感を忘れずに行動するようにしてください。
空港で遭遇する可能性があるトラブルは次のとおりです。
盗難
特に置き引きやスリが多いので、荷物の管理は万全を尽くしてください。出発客を狙った空港専門の窃盗団も存在します。チェックインの際に足元に置いたバッグを置き引きされるケースもあります。また、海外の空港では、バゲージクレームでターンテーブルから荷物をピックアップする際にカートに残したままにした機内持ち込みにしていた荷物を盗まれることも多くあります。
同様に、両替所やインフォメーション・センター、レンタカーのカウンターなどで足元に置いた荷物を置き引きされることも。旅の間は、どうしても注意力が散漫になりがちですので、気持ちを引き締めてくださいね。
また、貴重品は常に身につけて管理してください。
機内預け荷物がでてこない
出発時に機内預けにした荷物が出てこない場合は、バゲージクレーム・カウンターで搭乗券と一緒に渡されたバゲージクレーム・タグ(手荷物引換証)を呈示し、捜索を依頼してください。パッケージツアーでは添乗員かガイドがします。
時差に注意
空港に着いた時点で機内で変更した現地時刻を確認してください。これをしておかないと乗り継ぎ便に遅れたり、予約しておいた列車に乗れなかったり、といったアクシデントに見舞われる可能性もでてきます。