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【海外旅行の新知識】格安航空会社(LCC)ってどうしてあんなに安いの?

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「どうして格安航空会社(LCC)ってあんなに安いの?」ってよく聞かれます
「旅行代金の多くを占める航空運賃!!」っていう海外旅行の常識を変えてしまったLCCですが、ではなぜそんなに激安な価格を実現できるのでしょうか?
それを説明します。

簡単にいえば、「コスト削減」につきます。
まさか、ボロボロで整備不良の飛行機を飛ばしているわけでもなく、しっかりとした戦略があります。

では、どんなところでコスト削減しているかというと・・・・

運航コスト
大空港をできるだけ使用せず、大都市周辺の混雑していない地方の中小空港に乗り入れる
ボーディングブリッジを使わずにタラップを使用しての搭乗して、施設使用料を抑える。
※だからマレーシアの空港で炎天下の中、歩かされる場合などがあります。

設備を簡素化した格安航空会社専用ターミナルを利用する。

人件費
飛行訓練費用削減のため、すでに乗務資格を取得している運航乗務員を中途採用する
チェックイン係、搭乗ゲートの案内係、キャビンアテンダント、到着後の機内清掃などを一人でこなしているLCCが普通にあります。
乗務員を含めて社員の給与や待遇に掛かるコストを抑える。
※要するに安月給!

制服を有償配布にしたり、既存の大手航空会社では無償の靴やバッグなどの各種備品を有償配布とする。

社員向け割引航空券の廃止

機内サービス
機内食や飲み物を有料販売にする
預かり手荷物の無償枠を下げ、有料化を増やす
機内シートには掃除しやすい本革もしくは合成革張りにする
毛布や枕などを有償化する
座席ごとのビデオや音楽放送、機内誌、新聞、雑誌などの機内エンターテインメントをやめる
座席の前後間のスペースを詰めて座席数を増やす

航空券販売コスト
乗客が直接自社のインターネットで直接予約することで、旅行代理店に支払う販売手数料を省く。
マイレージサービスのような旅客向けのアライアンスには加入しない。
購入時期を問わずキャンセル料100%にする。

その他、同じ航空機を大量に注文したり、リースしたりして運航コストを抑えたり、整備設備を自社で持たず、整備を他社に委託したりしています。
こういった努力で実現させているのです。

 

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