スポンサードリンク

【海外旅行のパンフレットの見方】請求して旅行代金より先にチェックするのはココ

tarif2

旅行会社が募集のために発行しているツアーのパンフレットにはそのツアーに関することだけでなく、訪問都市の気候や歴史やさまざまな情報が、詰め込まれています。
ただ写真の美しさやキャッチコピー、値段などだけにとらわれず、よくツアーの内容を吟味することが大切です。

パンフレット用語の解説を参考にパンフレットに書かれている情報を読み取り、いい事だけにとらわれず、自分の考えている海外旅行に合っているか検討してください。
利用航空会社や宿泊ホテル、スケジュールなどあいまいに書かれているようなところは、旅行会社にどんどん問い合わせましょう。

パンフレットに記載されている言葉で、初めての方にはちょっとわかりにくい言葉などもふくめて集めてみました。
パンフレットに書かれているいろいろな用語を解説します。パンフレットを読んでいてわからない言葉があれば参考にしてください。

ツアータイトル
いわゆるツアーの名称。訪問都市やツアーの特徴がわかるようになっています。
巡る、探訪、周遊、紀行などという言葉がよく使われています。

ツアー日数
出発日から帰国日までの日数。日数を選べたり延泊できたりする場合もあります。

食事回数
ツアー料金に含まれている朝食、昼食、夕食の各回数(通常、機内食は含まれません)。
日程表にも、だいたい旅行会社独自のマークを作って表示しています。

出発地
ツアー日数や旅行代金は記された出発地を、基点にして設定されています。
別の欄に地方発着の場合の追加料金が記載されている場合がほとんどです。

添乗員・現地係員(ガイド)の有無
添乗員とはツアー参加者と共に宿泊し、全行程を日本から同行する旅程管理者のことです。
『添乗員同行』ってなっていても『●●名様以上の場合 ※ただし○○名様以下の場合は現地係員がお世話いたします』という条件付きの場合もありますので注意してください。
(この場合は結局添乗員は付かず現地係員が付くということです。)

現地係員(ガイド)は到着地でツアー客を迎え世話をしてくれる現地旅行会社の係員(日本人または日本語が話せる現地の人)
現地係員の場合、飛行機での移動時間などツアー中に係員がつかない状態も発生します。

現地係員でも『スルー』と『スポット』があります。
スポットとはあまりパンフレットでは書かれていませんが、最近『スルーガイドがみなさまのお世話をいたします』など使われだしてきました。

『スルーガイド』とは、日本からの到着地より日本への出発地まで案内してくれる係員のこと。つまり日本からは同行しない現地だけの添乗員みたいなものです。
(航空機はいっしょに乗りますがホテルは別のところに宿泊する場合が多いです。)

『スポットガイド』とは、各国、各都市を巡る周遊コースに多いのですが、観光する国(都市)によって代わる係員(ガイド)のことです。
つまり移動の航空機などはすべてお客様のみになります。

インドやタイなどに多いのですが、日本語の下手なガイドさんに当たったら最悪です。
その時ははっきりと他のガイドに代わってほしいことを伝えましょうね。

最少催行人員
ツアーの出発を保証する最低人員のことです。
最少催行人員10名様の場合、10名様に満たないとツアーは催行されないってことです。
オフシーズンや人気のないツアーだとキャンセルになる可能性も高いですが、満たない場合でも出発する場合もあります。
最少催行人員が少ない方が確実ですが、そのようなツアーはほとんどが現地係員です。

旅行代金
通常、ホテルを1室2名で利用する場合の大人1名の料金。
出発日やホテルのランクによって細かく料金設定が分かれている。
今は、カレンダーにアルファベッドや色で区別しているのが主流です。

追加料金、割引代金
ホテルを1室1名で利用する場合やホテルのランクアップ、飛行機の座席のグレードアップなどにかかる追加料金や、早割(早めに申し込むと割引してくれる制度)などの割引料金

利用航空会社
日本からの出発便と帰国便に利用する航空会社。
何か国も周遊するようなコースの場合、途中に利用する航空会社などは記載されていません。
安いツアーの場合は複数(かなりの数)の航空会社が記載されている場合が多いです。

利用予定ホテル
確約、指定など必ずそのホテルに泊まれる場合と、他の同等クラスホテルになる場合とあります。
どの旅行社会社さんも独自の決め方でスタンダードクラス、デラックスクラスなどとグレードを区分しています。
この区分の仕方が結構いいかげんな場合があります。

旅行業法上、パンフレットに記載していないホテルになった場合にお客様に旅程補償といわれる、いわば違約料を支払わなければいけないので、ちょっとでも使用しそうなホテルはどんどん記載します。よーく読んでみると同じホテルの英語読みと母国語読み(例えば、バックホテルとバッハホテルなど)が、別のクラスで記載されてたりします。

どうでしたか?
パンフレットとここをよく読んで、ツアー内容を理解してくださいね。

スポンサードリンク

サブコンテンツ

このページの先頭へ