お遍路に必要な数珠(じゅず)、念珠(ねんじゅ)




今回はお遍路さんの道具の中でも、特に参拝のために最初から必要なもの、初めて参拝するのにも必ず持って行ってほしいものを紹介します。
お遍路をする計画をたてられたら、その時点でそろえられるのがいい方法だと思います。

お遍路とは、もともとお寺を巡拝することです。お遍路ということが特別なことではないので、基本的なお寺を参拝するための必要なものというのは全く同じです。

ですから、参拝に必要な数珠や線香・ロウソク、お賽銭、納札は、お遍路の旅の前に必ず準備しましょう。それぞれの物に関しての具体的なことはまた紹介しますね。

また、巡拝の際の読経は、本来経本を見ながら唱えるということですので、読経をされる方は経本も必ず準備することが大切です。

では、具体的に数珠(じゅず)、念珠(ねんじゅ)についてご紹介します。

数珠(じゅず、ずず)は穴が貫通した多くの珠に糸の束を通し輪にした法具をいいます。仏を念ずる時に用いる珠との意味から「念珠」(ねんじゅ)とも呼ばれます。字の前後を入れ替えて「珠数」と書く場合もあります。

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(C) 2013 お遍路さんツアーにそろそろ行きませんか