チュニジアと切っても切れないイスラム教
イスラム教
チュニジアは、ユダヤ教徒とキリスト教徒が少数であとの国民の大多数がイスラム教徒です。
チュニジアはイスラム教スンニー派です。スンニー派はムスリム(「帰依した者」という意味で、イスラム教徒をそう呼びます)の90パーセントを占める圧倒的多数の派です。
チュニジアを旅行する際には、イスラム教について理解しておくことが旅行を数倍楽しいものにしてくれます。
では、イスラム教について最低限でもこれぐらいは知っていて欲しいということをお伝えします。
イスラム教
イスラム教は、紀元前7世紀はじめにムアンマド(マホメット)が、アラビア半島のメッカで唯一神アッラーの啓示を受けた預言者として、宣教を始めた宗教です。
一神教で、ユダヤ教、キリスト教の流れをくみます。アブタハム、モーゼ、イエスという預言者のあとを受け、マホメットは最後の預言者として現れたとされています。
現在、ムスリム(イスラム教徒)は、チュニジアを含むアフリカ、西アジア、南・東南アジアを中心として6~7億人いるといわれます。
イスラム教の教義は非常にわかりやすく、生活に密着しています。アッラーへの絶対的な帰依・服従、そのための具体的な生活の規範からなります。
基本は、「六信(6つの信仰箇条)」と「五行(守るべき5つの義務)」です。
☆「六信」
1.神アッラー
2.天使
3.聖典コーラン
4.預言者
5.来世
6.予定
☆「五行」
1.信仰告白(念信)
2.礼拝
3.ザカート(喜捨)
4.断食
5.巡礼
わたしたち観光客は、現地の宗教にあまり関与することはないと思いますが、モスクでの礼拝の時間は、観光や写真撮影は控えるなどのマナーは守りたいものです。
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